腰痛と腎臓下垂との関係

内臓には、常に下がる力が働いている

単純に筋肉の使いすぎで起こる腰痛は、しばらく、ゆっくり休めば基本的に治りますが、それでも、痛みが引かない時には別の原因があります。 それが腎臓下垂です。

人は四足動物のように「四つん這い」ではなく、寝ている時以外は、 「立つ」か「座る」で生活しています。
ですから、内臓には、常に下にさがる力がかかっています。
「胃下垂」というのは、聞いたことがあると思いますが、
しかし、胃だけではなく、地球に重力がある以上、全ての内臓は下垂気味になります。

その中でも、特に下がりやすいのは腎臓です。
腎臓は、内臓の中でも、もっとも変位(ズレ)や固着を起こしやすい臓器なのです。遊走腎(ゆうそうじん)というのを聞いたことがある方もいらっしゃると思います。
上向きに寝れば、腎臓の前にある腸などに圧迫されて腰や背中側に変位します。
腎臓は排泄を司る重要な臓器なので、腎臓の変位は、排泄機能を低下させ、 身体に徐々にダメージを与えていきます。

なぜ、腎臓は下がるのか?

その原因の一つは、外気温の温度差です。春や秋は、昼間はポカポカと温かくても、夜になるとグッと冷え込んだりします。あるいは、夏や冬でも、エアコンの使用で室内と外との温度差がかなりあります。例えば、夏は外気温33℃で室内温度25℃のように差が10℃。冬は外気温10℃、室内25℃、差が15℃もあります。

このように、室内と外気の温度差があると、腎臓は下がることがよくあります。
暑いところだと、体内の水分は、自然に汗として汗腺から体外に蒸発していきます。
体が冷えると、汗をかかないので、水分が体内にこもります。
体内にこもった水分は尿として体外に排泄しなければならないので、膀胱に溜まる前に腎臓に集まってきます。

そうすると、腎臓は重くなります。重くなれば下がりやすいのは当然のことです。冷たい水分を過剰に飲んでも、余分な水分は腎臓に集まります。
といって、水分を摂らな過ぎても腎臓は水分調節を行うので大きな負担がきて疲労します。

腎臓が下がると、どうなるのか?

腎臓の裏側には、大腰筋(だいようきん)という大きな筋肉があります。
大腰筋は腰の骨にガッチリ付いている大きな筋肉で、かなりの頻度で腰痛に関係してくる筋肉です。

「大腰筋」は、股関節を屈曲させる筋肉です。歩いたり走ったり、靴下を履くときに太ももを上げたり、体を前に曲げたりするときには、この筋肉を使っています。一般の方は、あまり、聞きなれない筋肉かと思いますが、とても重要な働きをしています。

腎臓が下がると、この大腰筋を圧迫して緊張させてしまいます。下がった側の筋肉が緊張して縮むので、片方は正常に働いているのに、逆側は働きが悪くなることも起こってきます。また、身体が片方に傾いたりします。

大腰筋は、骨盤の位置を維持するための筋肉でもあるので、これがアンバランスになると、骨盤も歪み腰痛や背中の痛みにもつながるというわけです。そして、その下がった腎臓を上げるのも私たち整体師の腕でもあります。
腎臓を調整して、本来の位置に戻してあげないと、根本からの問題解決にはならないのです。

何れにしても、腎臓が下垂しているということは体にとっては良いことではありません。
自分で気をつける点は、水分は摂り過ぎても摂らな過ぎてもダメだと心得てください。食べ過ぎも胃や腸が重くなり腎臓を圧迫します。 仕事ばっかりやらないで睡眠もたっぷりとって疲労をためないことです。
冷たいモノを多く摂ったりして体を冷やさないように注意しましょう。
甘いモノも体を冷やします。シャワーより湯舟に浸かりましょう。
腹筋・背筋が弱かったりすると、腎臓を支える力が低下して腎下垂が起こりやすくなるので、ウォーキングとか適度な運動をして身体を鍛えましょう。

何ヶ月も何年も、なかなか改善されない腰痛の方はお気軽にお電話ください。
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