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ぎっくり腰の原因と対策

ぎっくり腰になると、あまりの激痛で、だいの大人でもうめいて立てなくなります。

私も何回かぎっくり腰になったことがあります。

その都度、冷や汗を掻きながら・・

「人間、腰がダメになったら何にも出来ないんだな~」とつくづく思いました。

ドイツ語で、ギックリ腰のことを「ヘキセンシュス」といいます。

日本語に訳すと・・・「魔女のひと突き!」という意味です。

確かに何かのはずみで腰がギクッとなって、激痛に襲われ、情けないけど、立っていることも出来なくなるのです。

ぎっくり腰は、魔女に針でつかれたように強烈に痛いものです。

その辛さは、実際にギックリ腰を体験した人でなければわからないでしょう。

あまりの激痛で顔面蒼白になり、一生このままなのだろうか・・・?(冷や汗)

何か重大な腰の病気になったのだろうか?と心配することもあります。

不思議なのは、そのような激しい痛みでも、レントゲンで検査しても、なんら異常が見つからないことの方が多いです。

この場合、異常が見つからないといっても、問題がないわけではありません。

レントゲンでは、主に骨の異常は見つかりますが、筋肉や軟部組織、あるいは、背骨の内部などの小さな異常は見つかりません。

ぎっくり腰を何度も繰り返していると、腰部椎間板ヘルニアになることがあります。

つまり、ぎっくり腰は椎間板ヘルニアの一歩手前ともいえるのです。

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また、ギックリ腰は、椎骨を上下に結びつけている靭帯が引き伸ばされたり、切れたりして起こることもあります。

椎骨の後部にある椎間関節という小さな関節が捻挫を起こしている場合もあるし、椎間関節の軽度の脱臼によって起こることもあります。

いずれにせよ、背骨の内部の小さな異常が激痛となり、人を立てないようにするのです。

ギックリ腰になった原因

・中腰で掃除機やお風呂掃除をしている時
・庭仕事などで、前かがみになった時
・くしゃみをした瞬間
・ふいに体をそらした時
・急にからだを伸ばそうとした時
・腰をひねった時
・長く座っていて、立ち上がろうとした瞬間
・朝起き上がろうとしたとき

あるいは顔を洗うために腰をかがめたときなど、日常の何気ない動作でも腰に突然痛みが走り、ひどいときには身動きできなくなります。また、何か動作した覚えもなく、朝目が覚めたら立てなくなっていたなんてこともあります。

こんなぎっくり腰は何の前触れもなくやってくるのが特徴と思われがちですが、原因は長期間の腰の筋肉に蓄積された慢性的な疲労が誘因となっているのです。

つまり、体が悲鳴をあげ、耐えられない程の限界だったのです。
睡眠不足、働き過ぎ、暴飲暴食、などの疲労により、腰の筋肉がこわばっていて、ある日突然、何気ない動作が引き金となって衝撃が走るのです。

ギックリ腰になったらとにかく安静にして下さい

初めてぎっくり腰を体験した人は、寝返りも打てないような激しい痛みに驚いて、どうしてよいのか、わからなくなってしまうかも知れません。

ぎっくり腰になったときの一番の対処法は、ラクな姿勢で寝て安静にしていることです。

動けないほど痛いわけですから、動いてはいけません。

動くことがギックリ腰にはよくないのです。
動かなければ、痛みもそれほど強くないはずです。

ふとんに横になり、背中を丸めて、股間節と膝を曲げて、エビのようになって寝るのが、痛みを感じないもっともラクな姿勢です。

ぎっくり腰の対処法と自己療法

冷やして気持ちがいいなら氷で冷やして下さい。

患部が熱を持ち、炎症を起こしているときは、

冷やす事で、血管を収縮させ、腫れを抑えてくれます。

患部に湿したタオルを敷き、15~20分氷の入ったビニール袋を置いて冷やす。感覚がなくなったら10分ぐらい外し、また氷をあてて感覚がなくなるまで冷やす。

これを3~5回、ズキンズキンとした痛みがなくなるまで繰り返します。

とにかく激痛の時は、何もせずに安静、冷却です。

家族に腰を揉んでもらったり、ストレッチは絶対にやらない方がいいです。

夜更かしなどせず、ラクな姿勢で寝ている事です。

食欲がなければ、ご飯も無理に食べなくていいでしょう。

1~2日経過して激痛が柔らぎ寝返りが打てて歩けるようになったら、あらた整骨院へ来院してもらってもいいです。

また自宅で少しずつ体を動かしてもいいでしょう。

体操は痛みが出ないようにすること。痛くなる手前でとめることが大事です。

回数は無理なく2~3回でいいでしょう。

1、仰向けで 足の先を動かせるようになったら、足首を動かします。

①つま先を前後に動かします。
②つま先を左右に動かします。
③つま先をグルグル回します。

2、寝返りが打てるようになったら四つん這いになります。(ネコのポーズ)

①ゆっくり猫背をつくります。
②お尻を突き出しゆっくり腰を反らします。

3、立てるようになったらバンザイストレッチをします。

①両手を挙げ、バンザイをします。この時、腰と腹部が伸びるのを感じます。
これらの体操がちゃんと出来るようになれば、腰は楽に動くようになります。

4、痛みが軽減してきたら・・

①蒸しタオルを一番痛いところにあてます。
体操合わせて行うことで効き目が高まり、続けていると筋肉の硬直が改善され、痛みがだんだんとやわらいできます。

それでも痛みが取れない場合は、どうぞ当院へご来院下さい。

痛みが軽減しても全身のバランスを調整し、歪みを直し、根本的に改善することが大事です。

ぎっくり腰になった時の禁止事項

◆強刺激のマッサージ、指圧、整体を受けると、さらに悪化することがあります。

◆お風呂はやめた方良いでしょう。

◆お酒も飲まない方がいいです。

◆食事の量も少ない方がいいです。

どんなにつらいギックリ腰でも、2~3日も安静にしていると、少しずつ痛みが引いてくるものです。

ある程度、歩けるようになり、寝返りがゆっくり打てるようになってから、

整形病院や整体・整骨院・鍼灸・治療院などの専門院で診てもらって下さいね。

キチンと治療しないといつまでも異和感が残ることがあります。

あらた整骨院には、年間200人以上ぎっくり腰の患者さんが来院してます。

そのほとんどの方が、回復しています。

お気軽にご相談ください。

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どうぞ安心しておまかせ下さい。

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