めまい、立ちくらみの方が増えています
体がフラフラする、目の前が急に暗くなる、立ち上がるとクラクラするといった症状を訴える方が、当院へも多く来院されています。
主に貧血気味の方や、自律神経の異常や更年期障害で血圧の調整がうまくいかない人などによくみられます。
脳への血流が不足して起きます。主に立ち上がった時に発生し、ひどい人は、意識が遠のいて失神することもあります。また、視野が狭まったり全身がしびれたりする場合もあります。
めまいの種類は2つ
めまいには大きく分けて2つあります。
1,真性めまい(回転性めまい)
一般に『グルグルめまい』と呼ばれるもので、自分の体や周囲がグルグル回るように感じます。
小脳出血、くも膜下出血、突発性難聴、メニエール病、前庭神経炎、てんかん、一過性脳虚血発作など、脳や内耳に問題がある場合など生命にかかわることもあるので、専門医に診てもらう必要があります。
2,仮性めまい(非回転性めまい)
立ち上がったときにクラッと『立ちくらみ』がします。
体がフラフラする、頭がクラクラする、目の前が暗くなるといった症状があり、『フラフラめまい』と呼ばれます。
起立性調節障害、高血圧症、低血圧症、貧血症、自律神経失調症、更年期障害、糖尿病、心臓病、脳動脈硬化症、脳腫瘍、眼精疲労などが原因の場合もあります。
めまい、立ちくらみの予防
『めまい、立ちくらみ』には、重大な病気の前兆の場合もあります。しばしば、めまいや立ちくらみがあるときは、必ず専門医の診察を受けるようにしましょう。
日常生活で気をつけることは、まず、首に負担がかかるような動作を避けるようにします。
長時間のスマホ、PC、編み物、肘マクラでTVを見たり、いつも重いショルダーバッグを持ち歩く、といったことです。そして、過労、睡眠不足、飲酒、喫煙、精神的ストレスなども、めまい、立ちくらみを起こす原因になります。
首の筋肉が強く硬直している人が多い
当院へ来院される方は働く方が多く、首の筋肉が強く硬直して頭部に行く血管が圧迫され、めまい、立ちくらみが起こっている方が多いです。PCやスマホなどで指や腕を使い過ぎて腕の筋肉が疲労、凝り、硬直が肩へ伝わり、肩周辺の筋肉が硬直して肩が下がる。
僧帽筋上部が引っ張られ首の後ろへ影響が及びます。やがて、後頭部も下がり、首周りの筋肉が強く硬直し頚椎動脈を圧迫。脳への血流量が減って、立ち仕事や急な運動に必要な血液量をまかえなくなって、めまいや立ちくらみが起こります。
めまいに効果的な耳引っ張り
その他にも、頭痛や不眠、耳鳴り、目の疲れ、肩こり、自律神経失調症などにも効果があります。
➀耳の真ん中あたりのくぼみを人さし指と親指でつまむ
➁弱い力で軽く斜め後方に2~3㎜引っ張る
➂耳を引っ張ったまま2~3分キープする
➃自然にゆったりと呼吸する
めまいや立ちくらみの方は、首に詰まりがある方が多いです。めまい、立ちくらみがあると外出も出来ず、とても辛くて気分もすぐれないものです。決してあきらめないでください。当院がお力になります。お気軽にお電話ください。
鹿児島市荒田1-40-11 あらた整骨院 TEL 099-258-1141