腰痛にストレッチで逆効果!
腰が慢性的に痛いので、何とか体を柔らかくしたくて、毎晩、長座前屈や開脚ストレッチに励んでいたら、逆にギックリ腰になってしまったという人が何人か来院されました。
一般に、『肩こりとか慢性腰痛は、筋肉が縮んで硬くなっている状態』だと思われています。
だから、ストレッチして伸ばそうと思うわけですが、実はストレッチをすると逆に、筋肉を傷めたり、身体が重だるくなったり、逆効果になる場合もあるのです。胸や内ももなど、縮んでいる個所をストレッチする分には、何ら問題もなく有効なのですが、 背中や腰などをストレッチすると逆効果になってしまうこともあります。
こんな動作で感じる腰痛にはストレッチはNG
・朝起きる時に腰が痛い
・靴下を履く動作で腰が痛い
・腹筋運動をすると腰が痛い
・洗面台で顔を洗う動作で腰が痛い
上記のような動作は、すべて体の後面を伸ばす動きです。
伸ばして腰の痛みを感じる腰痛には 体の後面のストレッチは逆効果なのです。縮んでいるのではなく、反対に伸び切って痛い状態なのです。身体は伸ばすのを嫌がっているのです。
コリはよく「パンパンに張っている」と表現されるように、まさしく「張っている」のです。
生理学的にいえば、赤血球が過度に集まり過ぎて充血をきたし、筋組織が膨脹している状態です。
膨脹して突っ張っているものを、ストレッチしてさらに伸ばせば痛みが増し、ますますコリが ひどくなり、時としてツッてしまいます。 ストレッチで筋肉を過度に引き伸ばすと、「伸張反射」によってかえって短縮してしまうわけです。
ストレッチするより縮めればいい!
赤血球が過剰に集積して膨脹している筋肉を、水でビショビショに濡れたタオルに例えてみましょう。タオルをいくらストレッチの様に引っ張って伸ばしても、水はほとんど出ません。
水を絞り出すには、タオルを縮めればよいのです。
縮めて水を出せばタオルは軽くなり、再び新しい水を含むことができます。 筋肉もこれと同じようなものと考えていいです。
ですから、コリは縮めればいいのです。縮めて筋肉内に溜まった赤血球を締め出してあげれば 凝り、痛みは消失してしまうのです。
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