そもそも自律神経とは？
自律神経とは、神経系自体が制御する神経です。
わかりやすく言うと、自分の体をオートマチックで動かしている神経です。
自分の手足は自分の思い通りに動かすことができます。
しかし、心臓は自分の意思に関係なく動いています。
心臓のだけではなく、胃腸の働きをも血液の流れも血圧も自分の意思で帰ることができません。
良く出来たもので、暑いと自動的に汗をかき、寒いと自動的に震えて体温を一定にキープします。
そうした血液や呼吸、代謝や体温調整など24時間休みなくコントロールしているのが自律神経なのです。
これってスゴイだと思いませんか？
自分の意思で動かせない、つまり自律した神経だから自律神経なのです。
すべての内臓や血管を誰に言われるでもなく自律神経が自らコントロールしてくれている。
だからこそ私たちは生きることが出来るわけなんです。
だから、自律神経の働きが安定していれば、体の細胞の一つ一つにまで質の良い血液が行き渡ります。
すると、臓器も十分に働き疲労も回復しやすくなり顔色もよくなります。
おのずと、心の状態も安定してきます。つまり、「健康」な状態です。
自律神経が乱れると、どうなる？
自律神経のバランスが崩れた、いわゆる「自律神経失調症」は、以下の症状が出ます。
・胃腸の不調（便秘や下痢、腹痛など）が起こりやすい。
・肌荒れ
・体重増加
・免疫力低下
・疲れやすい、常にダルい
・覇気がない
・情緒不安定
・熟睡できない
・動悸がすることがある
・よく手の平や脇の下に汗をかく
・異常なほど首、肩がこる
・頑固な腰痛がある
・頭痛やめまい、立ちくらみ、耳鳴りなどがある
・手足のしびれや、震えたりすることがある
・胸やけや胃もたれなどがある
・アレルギー症状がでる
・好きな食べ物に対しても食欲がわかない
などがあります。もう、自律神経を敵に回すとカラダはドンドンダメージを受けます。
自律神経が乱れる原因は？
１，過度なストレス
過度なストレスがかかると自律神経が乱れがちになります。
過度なストレスを受けることで交感神経（アクセル）が優位になり、戦闘モードになります。
怒ると血圧が上昇し、血液はドロドロになり、体を酸化させます。
２，睡眠不足
睡眠がちゃんと、とれないと自律神経が乱れます。
寝る1時間前からスマホやPCを見てブルーライトを見ないようにしましょう。
交感神経（アクセル）が働いてなかなか眠れなくなります。
３，不規則な生活
人間は昼間に心拍や血圧が上昇、夜はゆったりと下降し胃腸の働きが活発になります。
夜型の生活を続けていると調子が悪くなるのは当たり前のことなんです。
４，食生活の乱れ
夜遅くの食事は胃腸に負担がかかります。夕食は午後8時までにはすませましょう。
早食いもNGです。よく噛んでよく味わって食べましょう。
５，運動不足
運動不足は体液が滞ります。
運動をして血液を全身の細胞に行き渡らせましょう。
６，深酒
深酒が自律神経に与えるダメージは大きいです。
７，天気
季節の変わり目や気圧の変化でも自律神経が乱れる場合があります。
雨の日や台風が近づくとダルくなったり、憂鬱な気分になったり、神経痛が出たりします。
当院の自律神経の調整
もし自律神経失調症になったら、ぜひ当院の施術も試してみてください。
全身の歪みを整えて血液・リンパ・神経の流れを良くします。
その場で体の変化が実感できます。
自律神経が乱れている方は、背骨の動きが悪い方が多いです。
骨盤と背骨と頭蓋骨と内臓の施術を行うことで改善する場合があります。
自律神経失調症でお困りの方は、お気軽にご相談ください。
投稿者 あらた整骨院 院長 今村辰郎 整骨院の連絡先(099-258-1141）
